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「なぜ、自社で宅建業の免許を取得し、開業しようと決意したのか？」

その答えは、私のこれまでの道のり、そして「使命」という
キーワードに集約されます。
　

令和5年度の宅地建物取引士試験に合格した後、私はその年の1月に、
仲介エージェントとして手掛けていた不動産案件の
決済・引渡しを無事に完了させました。
それは私にとって大きな達成感を伴う瞬間でしたが、
同時に大きな転換期でもありました。

その時私は、「次に何をすべきか？」と真剣に考え始めたのです。
　

もともと、私の会社は不動産賃貸業をメインに行う予定で設立しました。
しかし、経営者として日々様々な経験を重ね、学びを深めていくうちに、
自分の中で次第に明確な思いが芽生え始めました。

それは、
「ただ物件を提供するだけでなく、お客様の抱える不動産に関する問題を
　根本から解決するサポートができる存在でありたい」
という願いでした。

不動産は、人の生活や未来を左右する重要な資源です。

それを単なる資産と見るのではなく、
「どのタイミングで、どの方に、どのように引き継がれていくべきか」
を見極め、適切なサポートを提供することが、私の真の使命であると感じたのです。
　

この思いを実現するためには、自分の会社で宅建業免許を取得し、
全力でお客様に向き合うことが必要だと強く感じました。
そこから、私の挑戦が始まりました。
　

　

まず、事務所を整備し、必要な書類を準備して宅建業免許を申請しました。
これが簡単なプロセスではなかったことは言うまでもありませんが、
すべては「使命」を果たすための一歩であると自分に言い聞かせ、着実に進めました。

そして、令和6年5月、ついに宅建業免許が交付され、
私は正式に世田谷区で営業を開始することができました。
この瞬間は、私にとって大きな喜びと共に、
これから始まる新たな挑戦への決意を改めるものでもありました。
　

私がこの道を歩んできたのは、決して一人の力だけではありません。
これまで多くの方々に支えられ、導かれるようにここまでたどり着きました。
皆様のサポートや助言があったからこそ、私はこの決断を実行に移すことができたのです。
この場を借りて、改めて関わってくださったすべての方々に深く感謝申し上げます。
　

しかし、ここがゴールではありません。
むしろ、これからが本当のスタートです。
不動産業を通じて、地域の方々やお客様の問題を解決するために、
日々全力で取り組んでいく覚悟です。

私自身、「自分の使命は何か？」という問いを常に持ち続け、
それに向かって一歩一歩行動を続けていくつもりです。
この熱意を持って、どんな困難があろうともお客様に寄り添い、
共に解決策を見つけ出すパートナーでありたいと心から願っています。

これから先、どのような挑戦が待ち受けているかは分かりませんが、
私の根底にある使命感と情熱は揺るぎません。
「不動産を通して、人と人、過去と現在、そしてそれを未来へ繋ぐ」。
この想いを胸に、さらに進化し続ける不動産会社を目指して邁進してまいります。

どうぞ、これからもご支援、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。